企業や組織は、経営戦略の策定から日常業務の改善に至るまで、
常に意志決定を迫られています。

ビジネスが上手くいくかいかないかは、
すべて選択と決断の結果に他ならないのです。

マーケティング、ブランディング、広告宣伝、販売促進の
プランニングを提供する者が意志決定をお客様に“丸投げ”することは、
自らの責任の一部を放棄することではないでしょうか。

そこで私たちは単に企画やアイデアを提示するだけでなく、
より確信をもって正しい意志決定をしていただけるように

• 情報の収集・調査・分析
• 施策の立案・検討・提案
• 施策の実務的な実行支援

など、さまざまな側面からサポートを行うことが
何より大切なことであると考えています。

episode 1/4

昔、広告業界で働き始めたばかりのころ、こんな逸話を聞きました。

とあるアイスクリームメーカーが新商品の発売にあたり、いくつかの広告代理店に声をかけ広告の提案を求めました。それなりの予算を提示された広告代理店はいずれも多くのスタッフを引き連れ、何十ページにもわたる企画書を準備し、熱のこもった提案を行ったということです。...（next slide）

episode 2/4

しかし、ある広告代理店はクリエイティブディレクター１人で提案に臨み、企画書も１枚だけ。にもかかわらず、この新商品の担当ははこのクリエイティブディレクター１人で提案に臨んだ広告代理店に決定しました。

今でこそ、アイスクリームを買おうと思えば、コンビニエンスストアやスーパーに専用の冷凍売り場があり、いつでもどこでも買える世の中ですが、当時はまだコンビニもない時代。中小や個人商店で日用雑貨や食品を扱っていた時代である。...（next slide）

episode 3/4

そのクリエイティブディレクターが持って行った提案の中身は、企業名とその新商品の商品名がデザインされた冷凍アイスケースの絵だったそうです。

彼曰く「この新商品がどんなに美味しくて、手ごろな価格で買えると広告しても、買いたいと思ったときに、近所の商店に肝心の商品がなければ意味がありません。何億もの金をかけて広告を打つ前に、この冷凍ケースを全国の商店に無償で配ってはいかがでしょう？」と。...（next slide）

episode 4/4

いつか自分も、こんな目の覚めるような提案をしてお客様の事業の役に立ちたいと思い続けてきました。だからこそ、私たちは「Webサイトを作ってください」「ポスターを作ってください」という依頼を受けても、そういった依頼の根底にある、企業の抱える課題とは何か？を常に意識して、場合によっては別の方法をご提案できる。そんな組織・会社でありたいと考えています。

そしてその想いがDecision Make（意思決定）という社名には込められています。